来週の土曜日の午後1時から、立川市柴崎学習館で亀井文夫の映画『上海』と『小林一茶』が上映されます。
そこで、私が亀井文夫監督についてお話をしますので、ご興味のある方は、どうぞお出でください。
入場無料です。
特に『小林一茶』は、あまり上映されない作品なので、是非この機会にご覧下さい。
亀井というと、1950年代の『砂川基地反対闘争』作品、戦前の『上海』や『戦ふ兵隊』、あるいは原爆被害者の『生きていてよかった』、部落問題の『人間みな兄弟』などの「問題映画」が取り上げられることが多い。
だが、彼は本質的には詩人であり、画家だと思うのです。
また、彼は黒澤明とほぼ同時代人で、共に同時期にPCL、東宝映画にいたこともあり、黒澤明との比較でも、お話をしたいと思います。