「ガリ版なんて、もちろんだよ」

今日の午後は、横浜市役所職員の地域のOB会である横浜市南区港友会総会に行く。

私などは、一番の若手で、総会終了後の懇親会で、先輩諸氏にいろいろと聞く。

大体が、私よりも10年以上上の方ばかりなので、当時の事務機器に聞いてみる。

「やはりガリ版だったのですか?」と聞くと、

「当然だよ!」とのご返事。

ガリ版は、独特の筆使いがあり、習熟してしまえば簡単なのだが、それがなかなか上手くできないものなのである。

学生運動などにいた方は、非常に上手いものだった。

まったく別だが、ミュージック・マガジン会長だった故中村とうようさんは、京大を出て某信託銀行に入った。その銀行があまりにひどいので組合を作って首になった失業時代は、この孔版で生きていたそうで、その性か、字もイラストも上結構手だった。

孔版は、日本ではもはや絶滅危惧種らしいが、途上国では有効な利用法があるだろうと言われているが、そうだと思う。

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