「 さすらい日乗 」一覧

『祇園の暗殺者』

『祇園の暗殺者』

1960年代の東映の時代劇の隠れた名作として名高いので、阿佐ヶ谷まで見に行く。 確かに、1962年と言う時代を考えれば、大島渚が『...

『吾輩は猫である』

『吾輩は猫である』

市川崑監督で作られた夏目漱石のあまりにも有名な小説、と言っても原作は物語性は薄く、今日的に言えばエッセイ的な小説である。 主人...

『牝犬』

『牝犬』

志村喬特集、1951年の大映作品。 監督は木村恵吾、女優は京マチ子、久我美子、北林谷栄など。 保険会社の重役でまじめ一方の志村喬...

『カエサル』

『カエサル』

塩野七生の『ローマ人の物語』から、シーザーを主人公に斉藤雅文が脚色、栗山民也の演出。 カエサル役は、松本幸四郎、彼を暗殺するブルー...

温泉地帯

温泉地帯

朝日新聞朝刊に、「大田区が温泉地帯」との記事があったが、私が生まれ育った池上にも久松湯という温泉があった。 黒いお湯で、いかにも体...

『十兵衛暗殺剣』

『十兵衛暗殺剣』

1964年、東映京都の近衛十四郎主演の柳生十兵衛シリーズ最終作。 柳生新陰流に対して、大友柳太郎の幕屋大休が正統派新陰流を名乗って...

『乾いた花』

『乾いた花』

池部良を追悼して、久しぶりに篠田正浩監督の『乾いた花』を見る。 傑作だが、これを松竹の城戸四郎社長が、1年間もオクラにしていた意味...

『どろんどろん』

『どろんどろん』

民芸の小幡欣冶作の新作は、歌舞伎の大道具長谷川勘兵衛(鈴木智)、鶴屋南北(大滝秀治)、尾上菊五郎(稲垣隆史)らが、名作『東海道四谷怪...