昨日の巨人・阪神戦、先発メンバーを見て、これではダメだと思う。
レフトに陽川を入れている。
巨人の投手が左の高橋だからと言って、左の高山を外して右の陽川はない。陽川よりは中谷の方が良いと思う。陽川は、1割バッターなのだ。
結局、2死三塁で、丸にバントを決められてしまう。これは、実に冷静で正確な丸の判断だった。これができるのは、巨人と阪神に隔絶した力の差があると丸が見ていたからだと思う。
事実、今年の巨人と阪神には大きな差があった。阪神は、3連戦で1勝2敗以下の成績なのだから当然である。
その後の、ゲレーロのホームランなどどうでも良いことだった。盗塁を二つの失敗するなど、巨人に勝ってくださいとしているようなものだった。
今年は、矢野監督としては、まあまあだったと思う。真弓監督などよりは遥かに良かった。
来年は、言うまでもなく右の4番打者を作ることだ。大山は、ホームランバッターではなく、現有選手ではやはり中谷だと思う。
ただ、2017年に20本ホームランを打ったが、元監督の岡田によれば、
「20本の内、19本はゆるい球を打ったもので、速球を打てるになるにはフォームを完全に変えないとダメ」とのことだが、そうだろう。
あるいは、内野手を外野に回すののも手だ。北条は、ショートで良いが、木浪は足も速いので外野に回すのものありだと思う。
何も外野は、大型打者でなければならないということはない。
全盛時のオリックスは、イチロー、田口、そして本西、山森らで、特にホームラン打者ではなかったのだから。
要は、外野で重要なのは守備なのである。
そして、何よりの大問題は、藤浪をどうするかだろう。
私は、彼は阪神ではもうだめだと思う。どこかにトレードするのが彼にとっても良いことだと思う。
一番は、日本ハムの中田だが、左打者だが、オリックスのT・岡田でも良いのではないかと思う。
そして、今年まったくだめだった秋山、小野を再生させないと先発投手が不足し、今年のように先発完投ゼロになってしまうだろう。