オーラがあるとか、ないとかよく聞くが、オーラとはなんだろうか、そして本当にあるのだろうか。
結論から言えば、それはあるが、記憶だと言っておく。
それは、「遠くのトラの方が、実際の視覚としては小さいのに、近くの猫より大きく見える」ということである。
これは、昔ある色彩の研究者に教えて貰ったのだが、人間はアフリカで強い野獣から身を守るため、危険な動物を見つけたらすぐに逃げられるよう、そうした視力が発達しているのだそうだ。そして、人間は視覚を常に記憶で補正して見ているのだそうだ。だから、そうした能力がない赤ん坊は、視覚を見たまま認識するので、大人よりひどく驚いたりすることがあるのだそうだ。
こうした視覚の補正の実例に、遠くの山などを写真に撮った際、現像する大変小さくなって驚くことがあるだろう。
あれも、人間の視覚では、頭で補正して大きなものに見えているからだそうだ。
さて、オーラだが、これもそうした人間の記憶による視覚の補正と考えれば良いのではないかと思う。
ある方を見たとき、同時にその人間の属性や職業、地位等々を思い出し、すぐに補正するので、そこにオーラが発生すると言うわけである。
オーラとは、記憶なのである。
コメント
Unknown
必ずしも「記憶」とは限らないと思います。
二十数年前に秋葉原の石丸電気ソフト館にて、CDを買っている石井好子を見たことがあります。
どえらいオーラを感じましたが、その時点では誰だか全く知りませんでした。
同行していた友人から後に、「あれは石井好子だよ。知らないのか?有名なシャンソン歌手だ」と説明を受けて、石井好子なる人の存在を知った次第です。
記憶によるオーラもあるでしょうが、その人の容姿・雰囲気・態度・喋り方・服装などで、全く記憶や知識によらずに感じるオーラもあります。
指田様
中村氏は来週は忙しくて無理だとのこと。
また次の機会に誘って欲しいそうですが、どうせなら日にちを調整して一緒に会いましょうか?
金子
個人的記憶ではありません
私が言う記憶とは、個々人のものではありません。
人間が、トラをトラとして、ライオンをライオンとして認識するように、種としての記憶です。
それと同様に、まさに容姿、服装、物腰等から想起される、大物の記憶です。
その意味では、やはりオーラは記憶だと思いますが、いかがでしょうか。
Unknown
追加説明ありがとうございます。
納得いたしました。