「勝組選挙」

今回の選挙を一言で言えば、「勝組選挙」である。
この10年間、日本経済は、勝組・負組(この本来の意味は、ブラジル日系人社会で、第二次大戦で日本が負けたのか、勝ったのか認識の差であることは、去年11月に書いた)に区分けされ、各企業は勝組に入ろうとしてきた。
それが今回、政治の分野にまで波及してきたのだ。
今回の刺客・マドンナ候補は、皆勝組である。
彼らに票が入ったことは、国民が勝組を支持し、彼らの働きによって経済社会を活性化させようとすることを意味している。
それは、アメリカのような義理も人情もない、ビジネスライクの社会になるということである。

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コメント

  1. まえがき ( 図書館通い)

     一昨年の12月、65才になったのを区切りに勤めと縁が切れ、思えば、47年も会社勤めをした末に、生まれて始めて、しなければならない勉強、仕事から解き放されて、うれしくも、晴れて自由の身とはなる。
     かくて、こころも身も軽く、家族も社会も公認の今日から年金