『世界は音楽でできている』

先週、渋谷で『フランシスコの二人の息子』を見た後、原田尊志さんのレコード・ショップ「エル・スール」に行き、昔の『ミュージック・マガジン』の編集者など四方山話をする。

北中正和さんのご本『世界は音楽でできている』(音楽出版社)全2冊を買う。
世界中のポピュラー音楽について書かれている。

冒頭の北中さんと原田さんの対談でも触れられているが、世界で最も多様な音楽を聴いてきたのは日本である。
それは、多分映画も同じだろう。日本に生まれたことに感謝せずにはいられない。
多分、この北中さんの本は、世界中のポピュラー音楽について書かれた、間違いなく世界中で最高の本だと思う。
どこを開いても楽しく素晴しい叙述である。

因みに、エル・スールは、宮益坂の古いビルの10階にあり、そこはホラー映画『暗い水底の中で』に出てきたビルだそうだ。

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コメント

  1. wab より:

    ありがとうございます
    いつも楽しく拝見しております。

    ほんとにたくさん映画を見てらっしゃいますね。

    ぼくはこのごろ目が疲れやすくなったので、あまり見なくなりました。

    監修したムックを紹介してくださって、ありがとうございます。執筆者のみなさんと編集者のおかげでなんとか完成することができました。

    読んでくださったみなさんからは、建設的な批判も含めていろんなご意見をいただき、ありがたいかぎりです。入門用のガイドブックはやっぱりあったほうがいいという点ではみなさんの意見は一致しているので、作っているときは無謀なことをしているかなと思っていましたが、作ってよかったと、ちょっとほっとしています。

    ただ、いくつかミスなどもあって、監修者としては穴があったら入りたい気分です。訂正できるよう、めざせ、増刷、と思っていますが、その日まではサイトの正誤表をご活用いただけると幸いです。