1980年の「文藝賞」は

元長野県知事の田中康夫氏が、横浜市長選挙に立候補して言われるのが「『なんとなくクリスタル』で文藝賞を受賞して」だが、そこにはもう1本受賞作があった。
中平まみの『ストレイ・シープ』だった。
中平という姓から容易に分かるように、日活の監督だった中平康の娘である。
これは、彼女がテレビ朝日のニュースショーのアシスタントに応募して合格し、テレビに出ていた頃のことである。
メインキャスターは、小松廉平という朝日新聞出の中年男で、お定まりのとおり、まみは、小松に連れられて横浜のバンドホテルで性交する。

その数日後、小松は白いズボンの下に赤と青のチェックのパンツを履いてスタジオに現れる。
その時、まみは反射的に言う
「その星条旗みたいなパンツはなんですか!」
小松は返す、「その台詞がなぜ今まで言えなかったんだ!」
この駄本で、唯一面白かったやりとりである。

この番組は、短い期間で終わったと記憶しているが、小松氏はその後どうなったのだろうか。
中平まみは、自由連合から参議院選挙に出たり、猪瀬直樹と不倫したりしているが、今はどうしているのだろうか。
実は、私の知合いの母親が、中平まみの母親と昵懇で、いろいろ話は聞いたことがある。
まみは、母親を日々虐めているとのことで、これは統合失調症の症状の一つだろうか。

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