唐突な、あまりに唐突な

安倍晋三首相の辞任である。
臨時国会が始まり、所信表明演説をして辞めるとは、これは軍隊で言えば戦闘を前にしての敵前逃亡であり、即銃殺ものである。
司令官が、「戦え!」と叫んで自らいなくなっては話にならない。
これが、「美しい国」なのか、「戦後レジームからの脱却」なのか。
以前から、自民党の周辺では「安倍晋三氏は健康に致命的な問題があるので、長くはない」との噂があったが、本当だったわけだ。
確かに、今回のAPECに出て戻ってきてからの、顔のやつれ方、頬のこけ方など異常で、明らかに健康を害しているように見えた。
真実はいずれ分かるだろうが、自民党はさらに混迷するだろう。
麻生太郎のみは喜んでいるかも知れないが。

昔、小泉純一郎氏が自民党総裁になったとき、小沢一郎は、「これで短期的には自民党はもつだろうが、長期的には崩壊を早める」と言ったのは正しかったわけだ。
この次は、麻生太郎が首相になるだろうが、麻生の後は誰がいるのか。
まさか、小池百合子ではあるまいが。

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