たれ込み好き市民

市役所に就職して36年間働いて来て、驚いたことの一つに様々な情報を言って来る市民の多いことである。
勿論、大半は有益な情報だが、中にはとても困るクレームも多い。
だが、それ以上にある意味興味深いのは、隣近所の問題点について、「たれ込み」をしてくる市民が多いことである。

これは、市役所などは少ない方で、警察、税務署などはもっと多いようだ。
と言うより、警察、税務署等の犯罪捜査、脱税調査等は、こうした関係者からの情報提供に頼ってきたのだそうだ。
だが、こうした情報提供に頼ってきたため、今日の都市化の中で、こうした手法が通用しなくなっているのであり、それが検挙率低下にもつながっているのだ。

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