「よい国」作るとは何か

横浜では、市長選挙が公示され、3人が立候補し、掲示板にはポスターが貼られた。
それにしても思うのは、中田宏氏の自分勝手さである。
「国をよくするためには、何でもやる」とは、一体どういうことなのだろうか。
横浜をよくするためには、何もしていなかったのか。
よい国にするとは、結局愛国心に富んだ人間による、きれいな国をつくることだろう。
なんとも精神主義。
こうした精神主義が、結局は物量に勝てなかったと言うのが、太平洋戦争における日本のアメリカへの敗北だというのが、なぜ分からないのだろうか。

大体、愛国心の昂揚を言う人間には怪しいのが多い。
昔、文部省に高石邦男という愛国心、日の丸、君が代の事務次官がいたが、実はこいつはリクルートから未公開株を貰っていた、とんでもない奴だった。
どこか後ろ暗い人間に限って、美しいことを言うものなのであろうか。
中田氏が、そうならないことを望みたい。

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コメント

  1. bunboni より:

    怪しき「愛国心」
    「愛国心は悪党の最後のよりどころ」という名台詞がありますね。
    愛国心を口にする人物は「怪しい」どころか、信用しないに限ります。