巨人の優勝は正しい

巨人がセ・リーグ優勝を決めた。
巨人と言うと「巨大戦力」と揶揄する向きがある。私は巨人ファンではなく、阪神ファンだが、本来巨大な戦力で戦うのは戦略的は全く正しいのである。
戦争では、およそ敵の3倍の戦力を備えて戦うのが本道とされている。
そのくらい戦力を整備して、初めて敵に勝てるのだ。
だが、日本では、織田信長の「桶狭間の戦い」のように、少ない戦力だが奇襲等の戦術で勝つのが正しく、それを指揮する将こそ偉いという風潮があるが、これは完全な間違いなのだ。
戦争、そして闘いの最終目的が勝つことなら、勝つようにするのが一番正しいので、戦力を整えるのが常道なのだ。
日本では、少ない戦力を巧みに使う、楽天の野村克也のような監督を異常に賞賛するが、それは正しくないのだ。
原のように、大きな戦力を余裕を持って使う監督の方が、名監督なのである。
クライマックス・シリーズも、中日は抑えの岩瀬が、もう球が速くなく、やっと抑えている状態なので、巨人の優勝ではないだろうか。
贔屓の阪神は、やっと新井にも当たりが出てきたが、遅いようだ。むしろ、全く知らない選手が多い広島がCSシリーズに出た方が面白いと思うが、それも無理だろう。

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