松永さんに会う

雨の中、朝、ゴミ出しに外に出ると、
「俺のこと憶えてる?」と歩行者から声を掛けられる。

横浜商工会議所にいて専務理事等を勤められた松永正勝さんだった。
今は、吉野町の横浜メモワールにいるとのこと。
「会議所は」と聞くと、「もう67だぜ」とのこと。

横浜メモワールは、吉野町からすぐ近くの高砂町にある。
地下鉄吉野町の出口に、葬式の道案内の人が「なになに家」という紙を持ってよく立っている。
メモワールは、互助会が起源で、横浜では板橋との2大勢力とのこと。
葬儀業界もなかなか大変らしい。

だが、高齢化社会は、同時に大量死亡の社会でもある。
現在日本で死ぬ人間は、年間100万人くらいだが、これがピーク時には140万人くらいに増加するそうだ。
しかも、昔は自宅や町内会館等で葬式をやったものだが、地域社会が崩壊した今日、特に都会では、親戚や近所に頼ることは出来ず、多くは葬祭場で行うことになる。
その意味では、大変な成長産業なのである。

今週土曜日の10月2日には、「感謝祭」やるからと言われるが、その日は新国立劇場に芝居を見に行くので駄目。
色々と行事やプレゼントもあるとのこと。
先日の日曜日には、港南区役所前の葬祭場でもやっていて、高齢者が入っていったのが見えたが。

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