大雨にもかかわらず、満員でした

先週の土曜日の夜、戸塚区の上矢部地区センターで「美空ひばり アラウンザ・ワールド」をしました。

午後からの大雨にもかかわらず、多くの方が来ていただき、満員で終えることができました。

どうもありがとうございました。

実は、戸塚区では20年前にも東戸塚地区センターで、「ワールド・ミュージックとしての美空ひばり」をやったことがある。

今回は、彼女が世界中のポピュラー・ソングを歌った最高の女性歌手であることと同時に、昭和24年に『河童ブギウギ』でデビューする前に、漫才、落語、浪曲、民謡、漫談など、多くの大衆芸能を肌で感じ、摂取していたことについて大きく触れた。

彼女は、昭和23年の4月に元活弁で、漫談家の井口静波と日本調歌手の音丸夫妻の四国巡業に参加した。

それは約20人で、漫才、浪曲、落語なども入った一座だった。

この昭和23年には、彼女は横浜国際劇場、日劇、浅草国際劇場等のレビューに出ている。

それは、伴淳三郎、柳家金語楼、そして川田晴久などの喜劇人が主催するものだった。

一方、東京にあったジャズクラブにも出て、ジャズを歌っていた。

こうした積み重ねの後、翌24年にデビューし、その年の秋には『悲しき口笛』の大ヒットで一躍スターになるのである。

最後は、全員で『港町13番地』を歌って終わった。

お見えになった皆さん、大変ありがとうございました。

今回、特に井口静波の漫談『待合実況』をやったが、これが大変面白いと好評だったのは、きわめて意外だったが、活弁について再評価する必要があると思った。

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