日曜日に行われた町田市長選挙で、石坂丈一氏が、見事3選された。
人の噂も75日で、最初の選挙の時の「政治資金規制法違反」事件もなんのその、無事3選されたことは誠に喜びにたえない。
だが、新聞情報に過ぎないが、多摩モノレールの町田市への延伸を掲げているのが気になった。
多摩モノレールも、長期債務の赤字があり、関係各都市が支援してやっと運営している状況のようだ。
それを町田まで引いて、どれだけの効果があるのだろうか。
多摩モノレールは、東京五輪に向けて横田基地の共用利用のために、町田市方向とは逆に北に伸ばすという計画もあるとのことだ。
行政改革を第一の政策に掲げる石坂氏にとって、これは矛盾するのではないか。
「我田引線」という言葉もあり、政治家にとって鉄道路線を引くことは非常に政治的意味があるそうだが。
ちなみに我田引線というのは、政友会の総裁原敬が、首相になったとき、政友会の基盤を強化するために全国に鉄道、道路等のインフラ整備をしたことに起源があるらしい。