赤坂のACTシアターに初めて行った。
これができたのは知っていたが、チケットがいつも高いので敬遠していた。
行くと、大変な人と行列だが、これはコンサートのもので、劇場はさらに後で、階段を上らされる。
日本の劇場の入り口には、多くらせん階段があるが、いったい何を勘違いしているのだといつも思う。
中に入ると二階席は、異常なほどの急傾斜で、昔大阪の難波にあった大阪球場を思い出した。
建築基準法上はきちんと合格している建築物なのか疑問に思った。
この場所は、昔はゴルフ練習場や国際芸術家センターという廃墟のようなビルなどのあったところで少し高くなったいたところだと思う。
劇については別に書くが、蜷川幸雄にしては、結構村上春樹の原作を尊重した大人しい演出だと思えた。
ただ、一つだけ良いことがあった。
それは、赤坂駅から千代田線の明治神宮前を経由して副都心線で横浜に戻れる経路を知ったことだった。
いつもの、新橋や渋谷での銀座線からの乗り継ぎでは、混雑で大変になるのだから。