紀平悌子、死去 2015/7/23 その他 紀平悌子氏が亡くなられた、87歳。元参議院議員、元婦人有権者同盟会長等の経歴が出ていた。 もちろん、その通りだが、もう一つ、三島由紀夫の恋人だったことがあるはずだ。 どこで読んだかは憶えていないが、十代の頃、彼女は三島由紀夫、つまり平岡公威と付き合っていたことがあり、『仮面の告白』の女性は紀平だと書いてあった。 三島由紀夫も生きていれば、今年90歳のはずで、紀平とは「三つ違いの兄さんと・・・」になるわけだった。 ご冥福をお祈りしたい。
コメント
そしてもう一つの
驚きは 紀平氏は あさま山荘「突入」を指揮した あの佐々淳行氏の実姉のようですね、今回初めて知りました。年月経て なんという立ち位置の違いでしょう。
彼らの父親の佐々弘雄氏は、
佐々弘雄氏は、東大新人会で、九大教授事件にも連座しました左翼でしたが、右翼的人脈とも深い関係があり、複雑な人物だったようです。
姉、弟が、それぞれを受け継ついだとも言えるのではないかと思います。
こちらは、私のブログです。若き日の三島由紀夫と、参議院議員だった紀平梯子さんがおつき合いしていたのを、ご存知でしょうか? 単行本にはならなかったその忘れがたい手記について書いています。ぜひご覧下さい。↓
https://yt076543.hatenadiary.com/entry/20120726
なお、この記事は『本の夢 小さな夢の本』 に収録されています。↓
http://gei-shin.co.jp/books/ISBN978-4-87586-450-9.html
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私は、「週刊朝日」で読んだと思います。
詳しいコメントありがとうございます。
今後もどうぞよろしく。
そうですか!私は今もってあの連載を忘れることができず、大切に保存しています。
20年ほど前、私の個人誌でこの連載を紹介した時、悌子さんに許可願いを出したのですが、お返事はいただけませんでした。5年前、単行本に収録するとき、改めて手紙をお送りすると「あの頃は政治活動で忙しくてお返事差し上げず、ごめんなさい」という文面の許可の返信をいただきました。その本が出版された直後に、悌子さんは永眠されました。互角に知的な会話をしながら交際をしていた若き日のふたりの姿が新鮮で、何年たっても忘れがたい内容でした。