老舗企業も倒れることは珍しくない

CSで久しぶりに『ウエスト・サイド物語』を見て、やはり素晴らしいと思った。

だが、最初のタイトルでライオンが吠えたのには驚いたが、ユナイト映画はもうないのだった。

以前、富士山の麓の研修施設で語学研修をしたとき、講師の一人が元ユナイト映画の職員だった。

彼は「とてもいい映画を作っていた会社だったんだけれどね」と残念がっていて、首になった後は、サンフランシスコでタクシーの運転手をやっていたといっていた。

さて、アメリカではこのように、老舗、名門企業でも倒産することは別に珍しいことではないく、その権利は別の会社であるメトロが受け継いでいるわけだ。

日本では東芝の大赤字が問題となり、一部から二部への上場替えが大騒ぎになっている。

しかし、市場経済社会では、企業は永遠の存在ではなく、時には倒産したり、消えたりすることもあることが前提なのだから、適切な処置を取るべきなのだと私は思う。

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