8月22日土曜日の午前中は暇だったので、城端線で城端まで行き、加越能バスの「世界遺産バス」に乗り、白川郷に行く。
途中、数人が降りて行く。
後で、運転手に聞くと、「白川郷は世界遺産になり観光客で俗化したので、本物を見に行く方」とのこと。
私は俗なものが好きなので、白川郷に向かう。第一に、この暑さの中を歩くなんて、冗談じゃない。
そもそも、観光には、他人に自己を見せる欲望があり、 それは俗化の第一歩なのである。
白川郷の中は、日本の各地からの団体バスで一杯。意外にも、中国人は目につかず。
ただ、帰りバスのある停留所で、「利賀村に行けるか」と聞いて来た中国人らしき若者が来た。
「ああ、そうだ、鈴木忠志大先生は、まだやっているのだ」と思う。
鈴木の芝居は、いつ見ても同じくなので、関心なし。
夕方は、大パレードの後、野外コンサートだったが、その前のガーデン・コンサートの大阪のブラジルのロックの連中も非常に良かった。
夜のコンサート会場では、橋本さんといろいろと話す。
明日のセネガルのシェイク・ローも、大いに楽しみ。