それは、アベノミックスのトリクルダウンが大嘘だということである。
企業も、個人も多大な利益を出すと、それを税金として取られることを阻止するような行動をとるということである。
先日亡くなられた作家の戸川昌子は、戦争末期に母親と東京銀行の重役の邸宅の物置のようなところに間借りしていたそうだ。
するとその家には、戦争末期というのに、砂糖や油などが多量にお蔵にあったそうで、
「あるところには、あるものだ」と驚愕したと、以前NHKBSの『昭和20年』で語っていた。
私の知り合いのある家でも、「この10年間ぐらい、砂糖、醤油、油などを買ったことがない」と言っていることがあった。
そこは、大地主なので、借地人等からのお歳暮で、いつも倉庫が一杯なのだそうだ。
アベノミックスのトリクルダウンという大嘘に騙されてはいけないのである。