巨人・広島戦での広島ブラウン監督の采配は大変興味深いものだった。
広島のエース黒田が7回、急に打ち込まれ最終的に5点を失う。
日本人の監督だったら、2点、少なくとも3点を取られた時点で、黒田にリリーフを送っただろう。しかし、ブラウンは全く変えなかった。
この辺は、実にアメリカらしいやり方で、エースが投げているときは、最終的な決着が付くまでは変えることはない。
長期的に考えれば、投手の育成から見て正しい。
黒田も、好調な投球から一挙に5点も取られたことで、野球における勢いの恐ろしさを身をもって学んだはずだ。
この経験がいずれ大きな成果になることを是非期待したい。
今シーズンのプロ野球は、セ・リーグは広島、パ・リーグはオリックスが注目だと思う。