横浜本牧埠頭の変遷を映画で見ると・・・

日活ハードボイルド映画の傑作『拳銃は俺のパスポート』で、宍戸錠が最後に戦うのは、本牧の埋立地で1967年なので、多分BかC埠頭だろう。

1973年の藤田敏八監督の映画『赤い鳥、逃げた?』の最後、原田芳雄、桃井かおり、大門正明が暴力団の銃撃に殺戮されるのは、D突堤である。
京浜外貿埠頭公団と大きな看板がある。

埠頭公団とは、1960年代にコンテナ・バース整備のため国が作った組織で、1970年代に地方に業務移管され、現在では横浜港埠頭公社になっている。

『赤い鳥、逃げた?』は、なかなか面白い作品だった。
中で、桃井かおりがパンツ一つになるシーンがあるが、現在と異なり丸々と太っている。

この映画で原田が歌ったのが、かの有名な『愛情砂漠』。
レコードのA面は安田南の『赤い鳥、逃げた』で、『愛情砂漠』はB面。

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