今回のような衆議院選挙の時は、最高裁判事の国民審査もある。
こういうことを書くと不謹慎と言われるが、これは一番面倒で、やりがいのない事務なのである。
集計は結構面倒で、Xを集計するのだが、1X、2X,3Xと行って、最後は全X,全なし毎に集計する。
大抵は、数人をこれだけの職員を配置して、選挙とは無関係にどんどんやらせる。
一番多いのは、言うまでもなく何もなしで、これを最初に集計し、普通は半分以上にはならないので安堵する。
残りのXは、ゆっくりやっていくという風である、少なくとも横浜市では。
これがひどいと思うのは、判事たちの「審査公報」なるものの記述の仕方である。
世の中に、これ程よくわからないように書けるものだと思うほどに、関与した裁判の判決の意味がよくわからない。
要は、分からないように書いているのだから当然だが。
依然として「よらしむべし、知らしむべからず」なのだ。
まあ、こういう人たちが法律の最高位の番人だと思うと本当に嫌になる。