昨日は、雨の中、日本橋に行き、江塚貴文氏の「遺作陶芸展」を見に行った。
陶芸には特に興味はないが、彼の奥さんの裕美さんが、中学の同級生だったので見に行く。
場所は、藪伊豆総本店、生前に江塚氏と店主の間に交友があり、2004年もここで展示会を開き、見に行ったこともある。
終了後、来た女性たちとコレド室町まで歩き、食べて飲んで話す。
いろいろ出たが、その中で大変に面白かったのは、みなビートルズが嫌いだったことだ。
私たちは、プレスリーが入隊してアメリカでロックが後退し、ビートルズがイギリスから上陸するまでの間の1960年代の初期の頃に、一番アメリカのポユラー音楽を聴いていた。
コニー・フランシスやニール・セダカ、ポール・アンカと言った連中であり、今日ではほとんど問題にされない音楽である。中には、ボビー・ビーが好きで、来日公演に行ったという女性までいた。
そうした私たちが、なぜビートルズに反発したかと言えば、彼らの音楽の持つ「リアリズム」だったと思う。
私たちが、コニー・フランシスやニール・セダカ、ポール・アンカなど、あるいは俳優で見ればトロイ・ドナヒュー、さらに『サンセット77』などのテレビ番組に見い出していたのは、豊かなアメリカ文化であり、それへの強い憧れだった。
私は、その延長線上にモダン・ジャズから、ロック、そして最後にはワールド・ミュージックへと行きつき、1991年には横浜で、ウォーマッド横浜をするまでに行ったのだとあらためて思った。
コメント
『サーフサイド、シックス』 『ララミー牧場』 『ボナンザ』
『ビーバーちゃん』『パパはなんでも知っている』『うちのママは世界一』
あの頃は、一家に一台しかないテレビで、よくみました。
あとは、ワンちゃんが各地をさ迷いながら
人間の為に役立つことをして
かかわった人間が、賢いからうちで飼おう
の会話を耳にするや、いずこともなく去る。。。
のパターンで毎回終わる番組も好きでしたが
タイトル忘れました。
記憶違いでなかったら テーマソングが
〉見し知~らぬ この街ぃ~~さ迷いあるくわぁ~
だったような、違うような。