元投手の金田正一が亡くなった、86歳。
400勝の大投手で、彼がもともといた国鉄スワローズは弱い球団だったので確かにすごい記録である。
ただ、国鉄はそこそこの球団で、セ・リーグで言えば、巨人、阪神の次は中日と戦前からあった球団で、次は国鉄という感じだった。
その下には、広島と大洋がいて、この2チームよりは大体は上だったと思う。
思い出してみると、テレビで金田を見たのは、1957年の巨人・国鉄の開幕戦で、これが最初で最後のように思える。
新入団の長嶋はオープン戦でも活躍していたので、金田を打つと思っていたら、4打席4三振で驚いたものだ。
今や、20勝投手もいないのだがから、400勝というのは今後破られることはないだろう。
金田正一は、けた外れの男だったが、死亡年齢は、86歳と日本の男の平均だったとは、金田も普通の男だったことになるのだろうか。