最近、どうも映画、テレビ等の役者には、男女とも個性的なのが少ないように思う。特に若手は、みな、育ちの良い、大学出のインテリにしか見えない。
それなら、政治家の方が、顔つきだけは、余程個性的であるので、政治家を適役に配役してみればどうなるだろうか。
小沢一郎民主党代表は、言うまでもなく悪役。悪代官か、悪い豪商。
だが、鳩山邦夫総務大臣は、さらに上の「巨悪の親玉」がぴったり。唇の厚さがすごい。
対して、麻生太郎総理大臣は、捕物帖で敵役の親分の子分あたりか。
いつも大川橋蔵の平次に手柄を上げられて、口をとんがらかせて悔しがる遠藤辰雄の子分の林家珍平。
あるいは、金田一耕助シリーズで、加藤武がやった「あっ、分かった!」と早とちりする刑事も良いかもしれない。
いずれにしても、かなり軽い役だろう。この人は、軽いね。
河村官房長官は、本当に育ちの良い「おぼっちゃん」に見えるので、大川橋蔵の当たり役『若様侍捕物帖』シリーズはいかがだろうか。
佐藤ゆかり議員は、勿論『黒革の手帳』の主役。
片山さつき議員は、いつも多忙そうなので、市原悦子の『家政婦は見た』はどうでしょうか。
公明党の大田代表は、『座頭市』では、三島雅夫が良くやっていた百姓、町人の代表なのに、実は裏で代官ともできている悪役はどうでしょうか。
結構、複雑な表情の上、ポーカーフェイスなので、できそうに思えますが。