先週、関東地方は梅雨が明けた。これは非常に早い記録だそうで、一番は2001年だったそうだ。
この年の夏は実に暑い日々だった。
あの小泉純一郎が「自民党をぶっつぶす!」と叫んで、総裁選挙に勝ち、7月29日投票の参議院通常選挙にも大勝した年である。
この時、私は投票日の2日前の金曜日に職場で脳梗塞で倒れ、入院していたので選挙には行けず、テレビで結果を見て驚いた。
小泉自民党の大勝で、「日本人はバカになったのか」とベットの上でつくずく思った。
自民からは舛添要一が出てトップ、民主党からは大橋巨泉が出て当選したが、後に辞職した。
この時笑ったのは、私の娘二人が、二人共大橋巨泉を全く知らないことで、「この人、大橋はわかるけど、名前はなんて読むの?」と聞かれた。
確かに、巨泉は俳号であり、普通に読むのは結構難しい。
1960年代にはテレビで有名だった巨泉も、当時はほとんど出ていなかったのであり、子供たちは知らなかったのだ。
このとき、社会党からは、田嶋陽子などというバカ者も出て当選したが、すぐに辞めた。
ともかく随分昔のことのように思える。
今度も、また日本人はバカになったのかと思うしかないだろう。
この政治情勢が変わるには、最低10年はかかるだろう、鳩山由紀夫、小沢一郎、菅直人の責任は重い。