昨夜、楽天の初優勝の騒ぎを横に、関内のスリーエスで、宗澤俊郎さん、喉さんと一緒に
「ほろ酔いトーク 黒澤明の一夜」をやりました。
その中身は、宗澤俊郎さんのfacebookのなか、あるいはUSTREAM映像で見られますので、どうぞよろしく。
http://www.ustream.tv/recorded/39248907
ただ途中、池田さんと鈴木さんという人の質問の声が入っていません。
池田さんは、「東宝では円谷英二特撮映画をよく見てきたが、それと黒澤映画には似た感じがあるがどうしてなのか」というもので、私が関係に付いて説明しています。
また、最後で鈴木さんという私よりもご高齢な方からは、「黒澤映画を見てきたが、そう深く考えずに見てきたが、その中にこのような深い意味があると知り、再認識しました」というものでした。
池田さん、鈴木さん、ありがとうございました。
もちろん、昨夜お見えのすべての皆さん、ありがとうございました。
コメント
トークの中で
このトークの録画映像の中で、「戦前に日本で一人だけ女性の映画監督がいた」と言っていますが、その方は、坂根田鶴子さんという人で、溝口健二のスクリプターを長く務めた方でした。
1936年に第一映画で『初姿』を監督し、これが日本で最初の女性映画監督です。
彼女はその後、文化映画に転じて何本か監督した後、戦後は大映でスクリプターに戻ったそうです。
戦後では、田中絹代以下、左幸子など多くの女性監督が出ています。