先日、早稲田で行われた「無声期の映画館と音楽」の研究成果報告会で、無声期の音楽の楽譜を提供した人は平野行一氏で、彼は品川娯楽館の楽士だとあった。
品川娯楽館は、当初は魚籃坂にあった映画館だと思っていたが、質問すると北品川とのこと。
北品川は、約10年間住んでいた東品川のすぐ近くなので、いつもの店Hに行って聞く。
常連の方に聞くと、元北馬場(きたばんば)駅の近くにあり、二番館で、ピンク映画もやっていたとのこと。
帰りは、歩いて行ったが、昔とほとんど店舗が代わっていないのに驚く。
ここには三味線屋などもあり、さすがに元遊郭だけのことはある。
私がいたころは、『幕末太陽伝』の土蔵相模も、ホテル相模としてやっていた。
今は、ファミリーマート新馬場サクセス通り店となっているマンションの大きなビルである。