「ヒューマンライツ・ナウ・コンサート」で

1988年9月27日に東京ドームで、アムネステイ・インターナショナルの主催で、「ヒューマンライツ・ナウ・コンサート」が行われた。
当時は、パシフィコ横浜にいて、アムネステイ・インターナショナルの大会も横浜で開催することになっていたので、事務局からチケットをもらって、当時の妻、さらに妻の弟夫妻、それに下川博夫妻らと行った。
3時からの開催で、まずは日本の宇崎竜童、セネガルのユッスーウンドールらが出た。

そして、夕方近くにブルース・スプリングスティーンが出た。
すると、観客がみんな席を立って一斉にステージに殺到した。
このとき、中村とうようさんが言った。
「なんだ、みんなブルース・スプリングスティーンを見たいだけできたのか、ヒューマンライツなんてどうでも良いのか!」
「とうようさんは、ブルース・スプリングスティーンは嫌いなんですか」と聞くと、
「俺も、好きだよ」

このときの問題は、多数のグループが入れ替わりに出たので、セットチェンジに時間が掛かったことだった。
これについても、とうようさんは言った。
「誰かが出てきて、つなげば良いのに、アメリカではいろんなタレントが出てきて話すんだけどね」
「たけしはどうですかね・・・」
「たけしじゃ、持たないよ!」
当時から、ミス・ワカナなどの話芸にもうるさいとうようさんだった。

このところ、朝起きるとユーチューブでは、ブルース・スプリングスティーンのライブを見ている。
前は、伊福部昭先生だったが。
やはり、ブルースのライブは元気になる。

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