「火サス」的思考

私が「火サス」的思考と名付けている思考方法がある。
火サスとは、言うまでもなく昔日本テレビが放送していた「火曜サスペンス劇場」であり、そこで描かれた事件の構造である。
そこでは、事件の裏に過去の冤罪等の事件があり、関係者が必ず犯人である。

以前、ある民間施設で内紛があり、一方の当事者から手紙が来たことがある。
それが、まさに「火サス」的思考だった。
彼らを迫害し、施設利用者にも問題を与えているのは、施設長らで、その上には理事長がいる。
彼は他の町の有力者であり、そこでは権力を使って反対派職員を勝手に首にしては、悪事を働いているのだから、横浜でも悪辣なことをやっているはずだ、という告発だった。
事実がどうであったかは、結局不明だったが、全体がまるでテレビドラマのような構造に驚いたものだ。

今回、厚生労働省元幹部が殺人事件に遭遇した。
どこか「火サス」的な誤解をした犯人の事件のように見えるのは、私も「火サス」的思考に毒されているのだろうか。

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