まだ働いていた

都立小山台高校の2年、3年のときのクラスのクラス会が行われたので、昨年に続き出る。
会場は、目白の「日立目白クラブ」で、戦前は学習院昭和寮だったという立派な施設。
昨年よりは、少なく男女約30人。

例によって、話は孫と病気、さらに親の介護の話。
男は、ほとんどが定年退職したが、まだなんらかの形で働いている。
そして、技術者が多かった性だろう、大半が海外赴任の経験者だった。

下川博の小説『ど』も紹介したが、まったく関心を引かず。
「そうだ、彼らは、文学、音楽、映画、演劇等にまったく関心がない」ことを思い出した。
みな真面目で、悪い人間ではないのだが、一種の「芸術音痴」で、そうしたことにまったく関心がないのだ。
そうしたあり方に、反発して私は様々なことをやってきたと再認識した。

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