正義の味方のアンチャン 小林旭

BSで小林旭の特集を見ていて、彼はかつて都市の町にいた、アンチャンだと思った。

私が生まれ育った大田区の町にも、子供たちが集まる家があった。
そこは、以前は駄菓子屋のようなこともやっていた家で、なぜか近所の子供たちがいつも集まって遊んでいた。
私などは、小学校低学年で、一番の下だった。
最上級は、高校生くらいだが、その上に働いている、その家の長男がいて、彼と次男が集団をいつもリードしていた。
そこで何が行われていたかは、今は思い出せないが、結構いろんなことがあったと思う。
その中で、長男はいつも集団をリードし、子供たちに正義や倫理を身を持って教えていたと思う。

そうした町のアンチャンは、多分日本のどこにでもあったはずだ。
小林旭が体現してきたのは、そうした身近な兄貴の魅力といかがわしさ、チープさである。
それは、日活の後輩である杉良太郎にも感じられるものである。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする