林隆三の代表作は『妹』である

林隆三の代表作は映画『妹』である!
林隆三が死に、テレビでも報道しているが、どこも映画『妹』のことが出てこない。
バカじゃなかろうか、と思う。

1973年に当時絶好調だった日活がポルノではなく、一般用として公開した藤田敏八監督で、秋吉久美子との共演作品である。
脚本が早稲田に住んでいた内田栄一で、早稲田や鎌倉、原宿、王子等が出てくる。
妹の秋吉久美子への、ほとんど近親相姦ともみえるような関係が非常によく描かれていたと思う。
1970年代の風俗を描いている点でも大変よくできた作品だと思う。

また、この映画では女優を募集し、合格した女子大生吉田由貴子も出ていて、さらにひし美ゆり子や吉田日出子も出てくるなど、藤田の女優の好みがわかる作品である。
ださい『竹山ひとり旅』などよりも、この方が林隆三の代表作として残るに違いないと私は思う。

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コメント

  1. なご壱 より:

    Unknown
    私も指田さんのご意見に同感です。妹が林隆三の代表作です。それからテレビでは、NHKの「天下御免」の右京之介役だと思います。大河の「国取物語」の雑賀孫一約も印象に残っています。

  2. 日本の妹でしたね
    『妹』の後、野村芳太郎の『昭和枯れすすき』で高橋秀樹の、今井正の『あにいもうと』では草刈正雄の妹と、彼女はまさに日本の男の妹でしたね。

    『チーちゃんごめんね』で彼女を使った西河克己によれば、秋吉久美子には「母性」がないそうすが、妹は母親になれませんよね。

    あまり見ていませんでしたが、NHKの『天下御免』には、秋吉久美子も出ていたのではありませんか。