神奈川県の考え方は

昨夜、関内で「神奈川の県立図書館を考える会」が開催され、県議会に提案されている図書館関係の予算案も報告された。
それによると「予備調査費 568万円」が計上されているとのことで、今どき、568万円とは結構大きな金額である。
内容的には、「魅力ある図書館の具体化する建築計画案と民間資金を活用した整備手法の検討」とのことである。

これを勝手に私が想像すると、今の紅葉丘の本館は前川国男先生の名建築なのでここには手を付けず、後ろの新館、さらに後ろ横にある旧紅葉丘職業訓練校跡地を利用して図書館整備をする計画だと思う。
この旧紅葉丘職業訓練校跡地は、地図で見てもかなり広い用地である。だが、ただ問題はこの間に公道が入っていて、奥の横浜能楽堂や民家へのアクセスになっていることである。
だから、方法としては、この公道上を跨ぐ形で建物を建てるか、横の青少年センターとつないで旧紅葉丘職業訓練校跡地と現在の図書館新館とを結び付ける回廊を作るのだろうと思う。

そして、民間資金の活用とは言うまでもなく、PFI手法だが、この相手としては住宅や不動産会社ではないかと私は思う。
簡単に言えば高層マンションを作らせて、それと一緒に図書館整備をするという計画ではないだろうか。
マンション内には、図書館と連携した子育て関連施設なども作れば、マンション販売の売りにもなると思えるから、黒岩県知事の喜びそうなことだとも言える。

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