石原慎太郎はカッコいいが

昭和60年に「舞踏フェスティバル」というのが、朝日ホールであった。
確か、大野一雄公演の後だったと思うが、エレベーターで降りると、中に石原慎太郎もいた。
彼も、1960年代は前衛的文化人の一人だったので、興味があったのだろう。
確かに、背は高くてカッコ良かった。
ルックスも、俳優・裕次郎よりもはるかに二枚目であり、大変良い。

だが、その政治姿勢、特に最近の言動は相当に問題があると思う。
慎太郎と言う名は、言うまでもなく石坂洋次郎の小説『若い人』(戦前の豊田四郎作品以来、4回映画化されている)の主人公間崎慎太郎から名付けられたのだと思う。
間崎慎太郎は、戦前の大日向伝以来、池部良、石原裕次郎が演じ、相手役の江波恵子役は、市川春代、島崎雪子、吉永小百合がやっている。
さらに、私は見ていないが、1970年代末には、小野寺昭、桜田淳子でも映画化されている。

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