『赤いシリーズ』は増村だった。
最近、石原さとみの主演で話題のドラマ『赤いシリーズ』だが、実はこのシリーズの構想者は、大映監督の増村保造だったのである。 彼は、プ...
高橋恵子のベストは何か。
これは、やはり大映時代の『遊び』ではないか、当時は関根恵子だが。 増村保造の強引な演出によく応えていたと思う。 当時のスタッ...
『白夫人の妖恋』
原作林房雄、脚本八住利雄、監督豊田四郎、主演池部良、山口淑子。貧しい若者池部が山口を助けたことから知り合い、二人は結婚し、山口の力で金持ちに...
『雁』
『雁』をフィルムで見たのは２回目だが、すごい。私の最高映画は、成瀬巳喜男の『浮雲』だったが、『雁』も同水準になった。どちらも主演は高峰秀子。...
関根恵子はアデルになったと思った。
１９７０年代、有楽町の映画館でフランソワ・トリフォーの『アデルの恋の物語』を見てロビーに出ると、とてもくらい可愛い子がいた。関根恵子...
『死の棘』
全く期待しないで行った鐘下辰男・脚本・演出の『死の棘』がとても良かった。昨年の大竹しのぶの『喪服の似合うエレクトラ』以来で、原作と高橋恵子の...
大木正夫について
映画『せきれいの曲』の音楽は大木正夫で、この人は映画音楽では今井正監督の『また逢う日まで』や家城己代治監督の『姉妹』（この映画は中原ひと...
お母さん顔の女優について
轟夕起子について書いていて、彼女が典型的な「お母さん顔」の女優であることに気付いた。 昔は、お母さん顔の女優が沢山いて、人気があっ...
『せきれいの曲』
昼間、『泣虫小僧』をフィルム・センターに見に行って、ついでに夜に見た『せきれいの曲』がとても良かった。 １９５１年の豊田四郎監督作...
漣健児さんが亡くなられた。
先日、漣健児 さんが亡くなられた。漣さんが新興楽譜出版の役員草野昌一さんであるのは知っていたが、この人の訳詞は日本のポピュラー音楽の中で極...