今年7月には、参議院通常選挙が行われる。これに併せて、安倍内閣は衆議院を解散し「衆参ダブル選挙」をするのではないかとの噂がある。
安倍首相は、ダブル選挙をやりたいのだと思う。
ダブル選挙をやれば自民党も減るにしても、野党は参議院選挙はともかくとして、衆議院選挙では相互に分裂して大混乱になると予想できるからだ。
私は、このダブル選挙をするかしないかは、4月の統一地方選挙における、公明党の選挙の勝敗で決まると思っている。
公明党は、地方議会と自治体での活動を非常に重要にみなしていて、ここでの選挙の勝敗で、7月参議院選でのダブル選挙を許すか否かが決まると思う。
と言うのは、公明党の国会議員数は54人だが、全国の地方自治体の議員数は、2,900人以上もいるのだ。
彼らは、当然その自治体での議員としての業務を行っているが、公明党・創価学会の仕事もしているだろうと想像できる。つまり、公明党は全国で2,900人もの「専従職員」を保持しているわけであり、公明党にとって地方議会選挙は大変に重要なのである。
従来、選挙には強いと言われた公明党だが、何故か最近では学会員が選挙に行かないケースも多く、結構選挙対策には苦慮しているとのこと。消費税増税に対して軽減税率を推し進めているのも、その対策の一つである。
そこで、今回は統一地方選挙で、公明党が現状維持程度の成績を得れば、安倍内閣のダブル選挙を許容することになるのではないかと私は予測しいている。
果たして4月の統一地方選挙はどうなるのだろうか。
コメント
選挙戦がお祭り騒ぎになってい小泉時代が懐かしいですが、あれだけの大変な
ポピュリストを経験しながら、どちらかと言えば、小泉の様に変人ではない、
常人の安倍首相が人気なのが不思議ですね。
政治家も、その任期が切れれば、その当人も終わりかと思いますが、
有権者も、小泉時代を忘れていると思います。一定の任期と共に消化され、
再生産されるのは、物語であって、安倍首相に目的を重ねている有権者も、
その甘美な夢に酔っているのではないでしょうか。
政治家に賞味期限のサイクルがあるのに対して、やはり天皇は凄いですね。決して、飽きさせない。
なにを言いたいの?
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