今必ず見ているテレビは、MXの土曜日夕方にやっている『田村敦の訊きたい』である。
田村敦と阿部哲子、鈴木奈々で、鈴木の無智が大変なもので、過程が間違っているが結論が時として合っているのが凄い。
さて、先週は、安部晋三の「自衛隊を憲法9条に書くを訊く」で、首都大学の木村早太と文筆家の古谷経衡だった。
古谷は保守に属する人らしいが、安部晋三が言った憲法9条に自衛隊を書き込むのには反対だとのこと。
理由は、まず条文上に書くのが非常に難しいし、国民投票で負けたら二度とできず、自民党の解体になってしまうだろうからだとのこと。
なぜ安部が言ったかと言えば、日ごろの夢をつい言ってしまったのだろうとのこと。
古谷によれば、保守の連中は夢を語るのが好きで、つい憲法改正などと言ってしまう。
だが、かつては社会党などが必ず1/3以上いたので、絶対にできないと思っていた。
ただ、急に現実的になってしまったので、むしろ対応方法がわからなくなっているとのこと。
そして保守、右翼はドリーマーなのだそうだ。自主憲法制定とか、北方領土返還などの。
逆に考えれば、革新もドリーマーで、絶対に平和憲法を守るという。
左右両極のドリーマーは、それぞれいて釣り合っていたことになる。
コメント
タレントの奈々といえば、可愛いですが、天然のおバカキャラでしょう。東京MXは三鷹に居る時によく観ていましたが、東京ゆえにローカルチャンネルといっても、全然、垢抜けた感じでしたよ。こういったタレントの情報番組への進出は、テレビのバラエティ化に拍車を懸けるものでしょう。
安倍の考えは良く分かりませんが、国民投票に敗れたら、自民党は解散する、というのは、鋭いご指摘だと思います。それが実現されるような誠意ある社会ならば、民進党は何度も死んでいる、ゾンビ政党ですよ。前原氏は民進党に異色の右翼議員ですが、憲法改正を争点としない、加憲で対応するのが、安倍の本気であれば、野党を含めた右翼共闘が出来る筈です。野党の潜在与党として、維新の会がその役割を果たしているから、安倍的には良いのでしょうが、民進党内部の右翼議員対策は速めに打っておくべきだと思います。
考え方はいろいろだから良いが、あえて言えば考え方が幼稚だね。
戦後日本の政治史を少しは勉強して見たらどうかと思うね。
小泉以降の自民党がどのように変質して、それ以前とどう違うかくらいはね。
さすらい日乗さんが言われる事はよく分かります。小泉以降、自民党はメディアをコントロールし、時には抑圧するようになりましたね。以前の、記者クラブの盤石の時代であれば、官僚がコントロールしていたところ、ネットの普及と共に、政治とマスコミとの蜜月関係は終わったと。ですが、マスコミは規制緩和や対米協調を支持しますから、今の安倍自民党が、マスコミと協働するのであれば、TPP、日米同盟、憲法改正などの政策で歩み寄りを図ると思います。一応、SNSを使っている身としては、記者クラブなどの統制された情報発信は非常につまらないのです。ですが、メディアが支配している今の報道姿勢、そして、経済的な成功が至上とされている今の日本で、在野でマスコミへの反発を続けるのは難儀だと思うのです。だから、安倍がマスコミを圧迫する事は、溜飲を下げる一方で、その牙が国民にも向かないか、多少の心配もあります。
前から興味がありましたが、日本の政治をテーマにした映画も観たいと思います。
またしても大変に間違った認識ですね。
記者クラブは、世界中で日本にしかない特殊な制度で、私も肯定できません。戦時中の全国の新聞統制と共にできた制度で、戦後もそれが続いているわけです。
この辺も、もう少し歴史をお勉強されてはいかがでしょうか。
マス・コミは、今回の読売の前川氏のスキャンダル報道と言い、非常にひどくなっていると思いますね。
もっとも、歴史的に見れば満州事変以降の戦争報道で部数を増やしたのは、全国紙ですから、新聞も大きなことは言えないのですが。
さらに、戦争に一番熱狂したのは、軍部ではなく一般の国民です。日本人の精神はオリンピックやワールドカップで大興奮するのと同じで、本質的には変わっていないのですね。
ちょっと変な言い方だなあ、と思っていましたが、「記者クラブ」については賛同いただけるのですね。ちょっと反対しているのか分かりづらいです。新聞統制は、イコール古い自民党時代の政治であって、官僚が統制していた、という事ではないのですか。
それから、大衆が熱狂するのは、自由主義社会では当然の事です。日露戦争もそうでしたし、昭和政府の艦隊決戦構想は誤ってはいますが、勝つ可能性のある戦争でした。ミッドウェーまでは、空母数でも日本がアメリカを圧倒しています。国民の熱狂の裏にあるものは、戦争を主導した上層部の人間の罪でしょうし、東京裁判による戦犯の選出方法とその罪状、その主犯格とされた東条といい、彼は戦争を止める為に大臣になったのであって、戦争中の罪が重要という事です。従って、世論が戦争犯罪に加担した、という指摘は、全く誤った認識です。
http://blog.livedoor.jp/highlanders2017/archives/22504579.html
新聞統制も記者クラブも、ウィキペディアにありますので、まずは見てください。大体正しいでしょう。
ウィキペディアくらいは勉強しましょうね。恥ずかしいですよ。
それから以下は、あまりにひどいのですが、一応コメントします。
私は政治的にはともかくとして、昭和天皇以下、高級軍人等の戦争指導者は、戦争を始めて負けたのですから、当然負けたことの責任はあると思います。
どこまでは勝っていたなどは無意味な議論で、こうすれば勝てたという結果論に過ぎません。
記者クラブは、あった方がいいと思います。理由は需要のある記事の内容が変わり、政府発表に信頼が置けるものとして、マスコミが一定の責任の下に維持していた方がいいと思います。今や、ネットニュースやプライベートな記者もいますから、情報を一元管理して、混乱を防ぐ事が、対応策となると思います。日本の報道の市場は魅力的だと思いますから、外国のロビーであったり、混乱した情報を拡散されるよりも、管理していた方が良いでしょう。また、韓国が有名ですが、慰安婦のロビーなどは情報源が無い事があって、確かな情報があっても、それを彼らが正確に伝え、活かせるとは思えませんし、日本側の反論の根拠となるのが、政府発表だと思うのです。
自民党の変化については、小さな政府とグローバリゼーションへの、日本の政界では最も近い政党に変わった、という事でしょうね。安倍は、小泉路線の継承者としては、申し分ないと思います。TPPが残念でしたね。トランプという保守的な大統領によって、ブレーキを懸けられる形になってしまいました。安倍がやっているのは、郵政の造反議員に対する対話の呼びかけで、それが為に、野中のような保守政治家の復党を許したのでしょう。ですが、TPPよりも郵政の方が、転換点となったという意味では、重大な政策だったと思います。
結局、現実を肯定しているだけじゃないの、いろいろと理屈を付けているが。
しかし、もう少し簡潔にものを言う方法を身に付けた方がいいと思う。
こういう表現方法だと妄想的になるだけです。
新自由主義経済は、皮肉なことにグローバル化が進んだことで間違いだったことが今は明らかになっています。
なぜなら、非常に簡単なことで、グローバル企業は、どこかで儲かると、その利益をその国ではなく、どこかもっと儲かるところに持って行ってしまうからです。
個人的に見れば、『ハリー・ポッター』の女性翻訳者が、日本で税金を払わないようにして問題となったのと同じです。
だから、今後経済的に促進すべき分野は、福祉、教育、文化、芸術など、その国以外には持ち出しできない領域だと言われています。安倍政権にはそんな発想はありませんね。
トリクルダウン理論は、ありえないことが世界的にも明らかになっています。