７月4日に公示され、第25回の通常選挙が行われている。
通常選挙の名の通り、解散による総選挙とは違いドラマ性が薄いので、盛り上がりには欠けるようだ。
私の記憶で、通常選挙が盛り上がったのは、2001年の時だったと思う。
なぜか、小泉自民党ができて最初の国政選挙だったからだ。
この時は、純ちゃんブームの異常な盛り上がりで、パシフィコ横浜の国立大ホールで行われた自民党総決起大会では、「純ちゃん饅頭」に小母さんたちが群れていた。
この夏は、同時に異常に暑い日々で、投票日の2日前の金曜日の夕方、私は事務所で倒れ、検査の結果、脳梗塞なので絶対安静を告げられた。
だから、この時の選挙は、投票できず、日曜日の夜、結果を見て
「日本人はバカになったのか・・・」と思った。
この時の自民党比例区の1位は、舛添要一、民主党は大橋巨泉、社民党は田島陽子をそれぞれ1位にしていた。
翌日、病院に来た娘の言うことが傑作で、「この大橋きょ、なんとかって誰れ？」だった。
考えると、大橋巨泉は、だいぶ前から「セミ・リタイアー」で、テレビには出ていず、若年者は知らないのだった。
また、この時は、いろんな政党が出ていて、面白かったのだが、今回はほとんどないのは残念なことである。
選挙は民主主義のお祭りなのだから、もっと騒いで盛り上がる方が良いと私は思う。