三浦和義事件裁判に期待する、とは別に裁判で、「三浦たたき」が増幅されることを望んでいるわけではない。
これから、サイパンでのロス移送の裁判、そしてロスでの大陪審、そして陪審員裁判となる。
そこでは、恐らくアメリカ人弁護士によって三浦和義の弁護が行われることになるだろう。
かつて、東京裁判でも、日本人被告に対してアメリカ人をはじめ連合国側の弁護人が付いた。
そのとき、敵国の弁護士が公正な弁護をするだろうか、との危惧があった。
だが、彼ら弁護士は、極めて公正で的確な弁護をした。
今回の三浦裁判でも、アメリカ人弁護士は、的確な弁護をするだろうと思う。
また、ロスの陪審員も冷静な判断をすると思われる。
それは、多分2年後に日本で導入される「裁判員」制度の良い手本になると思う。
「一事不再理」など問題のある三浦事件が、日本と日本人にとって良い成果が残るように期待したいものだ。