『ビック・リボウスキー』

以前、テレビで見てとても面白いと思ったので、ヤフー・オークションで購入した。
ロスアンゼルスで仲間とボウリングをするしか用のない主人公リボウスキーのジェフ・ブリッジスが、ある日家に侵入してきた正体不明の二人組みに襲われる。
妻に貸した金を返せ、と言う。
そこからロスの大富豪で、彼と同名のリボウスキーに会うと、失踪した彼の妻の捜索を依頼される。
人を探すと、意外な結末が来るというのは、アメリカのハードボイルドの常道だが、ここでも意外な結末で終わる。
展開は、コーエン兄弟の常でとても上手くできていて面白く、特にロスアンゼルスのアンダーグラウンド文化や映画界の裏側が描かれる。
マイケル・ムーアが、ブリッジズの親友で、その脱力したいい加減な言動が大いに笑わせてくれる。
コーエン兄弟のブラックなユーモアが面白い。
アカデミー賞作品も早く見たいものだ。

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