『ルーツ』は遠くなりにけり

日曜日に、朝日新聞の美土路記者からミュージカル『やし酒飲み』の取材を受けた際に、最近ではクンタ・キンテの名をほとんどの人間が知らない、という話になった。
1975年に日本でもテレビで公開され大ヒットになったテレビ・シリーズの『ルーツ』は、言うまでもなくアフリカのガンビアから黒人奴隷としてアメリカに連れて来られた主人公クンタ・キンテの物語である。
そして、ミュージカル『やし酒飲み』では、まるで日本の「三年寝太郎」のようにやし酒を飲む以外に取得のない主人公の名をクンタにしている。
だが、これに気づく人間はほとんどいないのである。
『ルーツ』は、当時日本でも流行語になったほど大きな話題になったのだが、今や誰も知らないようだ。
世間の変化と言うものが早いのか、あるいは日本人が忘れ易いのか。
ともかく、高校生ミュージカル『やし酒飲み』も、上演まであと1週間です。
是非、一人でも多くの方に見に来て欲しいと思う次第です。
申し込みは、ネットの yashizakenomi2008@yahoo.co.jp
あるいは、金沢区アフリカ月間実行委員会 045-788-7760 金沢区税務課 に。
どうぞよろしくお願いいたします。

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