先週の土曜日、6月21日は、夏至だった。一年で一番夜が短く、昼が長い日である。
英語で言えば、mid summer 。
シェークスピアの劇『Mid summer nights dream」も、この時期の祭りを背景としたものであり、昔は『真夏の夜の夢』と訳されていた。
だが、本当は夏至の6月頃の芝居であり、日本で真夏の夜の、というと8月頃の暑い日の頃と間違うので、近年では『夏の夜の夢』と題されている。
去年は、新国立劇場で、RSCのジョン・ケアードの演出で『夏の夜の夢』が上演されたが、来年もやるらしい。
去年のは結構、面白い芝居だった。だが、村井国夫がちょいワル親父風のギャグをかませても観客が全く反応せず、役者には可哀想だった。
先日も書いたが、新国立劇場は観客が冷淡で、全く反応しないことが問題である。
来年は、大いに反応してもらいたいものだ。