今の高齢者の年齢は、昔の7掛けである

轟夕起子41、京マチ子35、山本富士子28、叶順子23、1959年の大映『細雪』

岸恵子51、佐久間良子43、吉永小百合38、古手川祐子24、1983年の東宝『細雪』

比較すると、全体に10歳くらい1983年の市川崑作品の方が、女優の年齢が高い。実際に双方を見てみると、大映盤の方が皆年上に見える。
逆に言えば、それだけ女優の見え方が大変若くなっているわけである。

俗に、現在の高齢者の年齢は、昔の7掛けと言われているが、まさにそのとおりだろう。
夫黒川紀章氏の選挙、死去で出てきた女優若尾文子の若さなど、本当に信じがたいものがある。

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