昔、緑区役所で一緒だった村岡さんと藤沢で飲む。
「久昇」という店で、藤沢では有名らしく予約しないと入れないそうだ。
次から次へと客が入ってくる。
主に魚で、二人で約２時間飲む。
彼は、３年前に定年退職した後、１年間だけ再雇用で働いたが、すぐにやめる。
その後、また近くの茅ヶ崎郵便局に勤務しているとのこと。
彼のおじさんは昭和２０年代に大映京都で監督だった弘津三男（ひろつ かずお）さんで、彼も映画が好きなので、昔から良く話す。
弘津さんは、有名監督ではないが、主に森一生の助監督を勤めた後、『銭形平次・幽霊大名』などを撮っている。
１９５７年にジョン・ヒューストンが来て『黒船』を合作映画で撮った時は、日本側監督として活躍されたそうだ。当時は、多くの監督がいたのだ。
村岡さんの現在の勤務は、夕方から夜とのことで、ＢＳで午後放送している昔の日本映画をよく見ているらしい。
吉永小百合はなかなか上手いと同意するが、最新作『母べえ』は、原作者の野上照代氏が偉そうで共に嫌いなので、見ないということになった。
とても暑い一日だったので、ビールが美味かった。