一度だけ行ったことがある 綱島温泉


ユーチューブには、いろんな映像があるもので、港北ふるさとテレビに「綱島温泉物語」というのがあった。
綱島に温泉があったことを知ったのは、大薮春彦の小説だった。
昭和の初めにラヂウム温泉が発見され、温泉旅館が作られた。
さらに、菖蒲園、スケート場などもあったそうだ。
東京は、東横線の渋谷との中間でもあり、東急は結構力を入れ観光地化を図ったたようだ。
温泉には、歌手の三橋美智也も働いていたこともあると言われていた。
昭和30年代が最盛期で、30年代後半からは衰退していく。理由は、1964年に新幹線ができ、東京からも容易に熱海等へ行けるようになったからだ。
私が、横浜市に入った1970年代には、旅館はほとんどなく、「浜京」というのだけがあった。
一度、地方から視察に来た市議会議員を案内して浜京に行ったことがある。
「ここなの」という感じで、小さなものだった。
それも今はなく、ほとんどはマンションになったようだ。

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