今週から甲子園での高校野球大会が始まった。
春は選抜で、夏は全国大会で、夏の方が人気があるようで、
「日本の国技は相撲ではなく、夏の高校野球大会だ」と言う説もあるくらいだ。
ただ、夏はトーナメント戦で、あまり強くないチームが偶然に勝上がってしまうこともあり、コールドで負けるといったこともある。
その点、春は前年秋の大会の結果を考慮して選ぶので、比較的強いチームがきちんと選ばれることが多く、試合としては春に方が面白いという説もある。
いずれにせよ、全国大会で優勝するというのは大変なことで、地元は大騒ぎになる。
1980年の夏、横浜高校が全国優勝した。問題児愛甲猛君の活躍によるものだった。
そして、その秋、金沢区で、区民祝勝会が行われた。
たぶん、どこかの小学校で行われ、数百人の区民が集まった。
それは良いのだが、その司会をしたのは、金沢区の庶務係長のSさんだった。
この人は、役人にしては司会と言ったことが非常に上手かったので、指名されたたのだと思う。
だが、勘違いされている人も多いと思うが、横浜高校は、県立でも市立でもなく、私立の学校である。
私立の学校のイベントに、役所の人間が役割をしていたとは、今では許されないだろう。
大らかな時代だったというべきか。