「女入れない撮影所」

今、東京京橋の国立映画アーカイブでは「日本の女性映画人」が上映されている。
そのほとんどは、記録、編集、脚本である。
かつて日本の映画撮影所には、女優は別として、記録と結髪以外の女性はいなかった。
その実例として、藤原智子さんも、「一度撮影所を見に行ったことがあったが、完全に男だけで、だから記録映画に行った」と証言していた。
だから、記録の女性と結婚したスッフは多く、森一生や本多猪四郎監督の奥さんは、記録の女性だった。
今では、肉体仕事である、照明、撮影、美術等にも女性がいるようだが。
時代は、変わったと言うべきだろうか。

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