渋谷のレコード店「エルスール」での北中正和さんの新刊『毎日ワールド・ミュージック』(晶文社)の出版記念のパーティ(大げさではないが)に行き、久しぶりに地中海沿岸やアフリカ、ブラジル等の曲を沢山聞き、とても刺激的だった。
北中さんは、最後にこう言った。
「自分は、ただ気にいった曲を聴き。これは何だろうと調べてきた。だから、今もアマチュアで、一夜漬け評論家と言われている。今後も、好きな曲だけを追いかけて行きたい」と。
全く最高。
また、CD、レコードを選ぶ基準として、声が可愛いとか、サウンドが面白いとか、ジャケットがかっこいいと言った不順な動機で「これは何だろう」と思って買ってきた、と。
本当に最高の買い方です。
私も、昔浅草の韓国ものの店で、カセツトを選んでいて、中に土俗宗教の説教のテープが多数あり、その中の美人の尼僧のを選んだら、店のおばさんに「写真で選んでいるね」と言われたことがある。だが、経験的にはジャケットで選ぶのが一番当たり外れがないと思う。
コメント
ありがとうございました
エル・スールでは長時間おつきあいいただいて、どうもありがとうございました。
これからも体力と気力の許すかぎり「不純な」動機で音楽を探し続けたいと思っています。
エル・スール
2005/7/31(日) 夜、渋谷エル・スールで『毎日ワールド・ミュージック』